2019年12月1日に施行予定の改正道交法で、運転中のスマホ使用等の「ながら運転」が厳罰化します。

それに続き、今日のニュースでは「あおり運転」の厳罰化の動きもニュースで上がっていました。

 

 

さて、ながら運転によって引き起こされる事故は、実際のデータよりもおそらくはるかに多く、また、事故に至らずとも危険が発生しているケースはその何倍もあると思います。

ただ、今回の厳罰化によって、ながら運転や事故が発生したときに、ドライバーがこの点を隠そうとするケースがより多くなりそうです。

事故の相手がスマホをもって運転していたのを確かに目撃したというのであれば、その点については事故直後に必ず指摘して、はっきりさせておくべきです。

ドライブレコーダーや付近の防犯カメラにその様子が映っていればよいのですが、そうでない場合は特に、その場で本人に認めてもらうほかありません。

事故直後にきっちり指摘すれば、認めてくれる可能性は十分にあります(もちろん、それでも認めない人は少なくないと思いますが・・・)。

警察が来てからだと、相手も少し落ち着いて、自分が不利になることを言わなくなるかもしれません。可能であれば警察が来る前に指摘して言質をとるべきでしょう。

 

東海ドキュメンテーションの安全講習・セミナーでは、このあたりの事故後の対応についても詳しく説明しています。

ただ知っているだけでは、いざというときになかなか行動に移せませんが、心構えと準備さえしっかりしていれば対応できるはずです。

 

また、ドライブレコーダーや付近の防犯カメラに相手の様子が映っているものの、「少しわかりにくい・見にくい」という場合もあります。

そういったときには動画解析をすることで、確かな証拠資料にすることができます。東海ドキュメンテーションでは動画解析も承っております。