防犯カメラ・監視カメラの画像解析でできること
映像を鮮明化、映り込む人物・車両の動静を特定し、状況を明らかにする
- 映り込んでいる車両等の速度や歩行者の動静の特定
- 運転中・歩行中・作業中における、ながらスマホや脇見の有無
- 施設内等で発生した事故原因の分析(施設管理者側の瑕疵か、被害者の落ち度か)
- 身長・体型・服装・歩幅等の特定
防犯カメラという設置目的から、人物鑑定や、人の動きの解析依頼もよくあります。
当該人物であるのかどうかは、外見的な特徴の他にも、歩き方などの動きからでも特定されます。
例1
「映像から室内で人が転倒した理由を明確にしたい」という依頼があるとします。人がなぜ転倒したのかを特定するためには、映像を一コマずつ確認していき、動静に伴う人体の各部(頭部・胴体・四肢)等の位置から、人体のウェイトシフト(体重移動)を確認し、転倒した人物の動作に原因があるのか、床の設備に問題があるのか判別していきます。
例2
「路上で被害者が複数人から暴行を受けている映像があるが、夜間で画質も悪く、実際に誰がどんな加害行為をしいるか整理できない」という依頼があるとします。この場合、対象となる被写体を見極め、一コマずつ被写体の動きをトレースしていき、誰がどのような動作をどのタイミングでしたのか、明らかにしていきます。このように、ソフトウェアの機能だけに頼るのではなく、人力で緻密な解析をすることによって、証人尋問があっても、その解析プロセスについて明確に説明ができるようにしていきます。
費用の目安
◎調査費用 55,000円〜(税込)
◎解析費用 165,000円〜(税込)
※これまでの実績に基づく価格帯は20〜50万円になります。
実験映像資料の精査
定点カメラで捉えた実験等を記録した映像資料から
詳細なデータを抽出したい
- 東海DCでは、企業様から依頼を受けて数々の実験映像を解析してきました。
- 弊社では、クライアント様からのオーダー内容と抽出の意図を正確に把握し、
詳細でわかりやすいデータ資料を作成いたします。
プロフェッショナルの目線
映像に映り込んでいる「ある構造物」に、振動を加えた際、それが「どのように揺れるのか?もしくはどのように歪んだのか?」など、映像資料から可能な限り詳細な数値を割り出してほしい、という依頼があります。
解析方法は、いたって単純です。映像の重要な部分を見極め、その部分を拡大していき、対象物の該当部分の僅かな動きを、基準なる画像や、全体の位置関係から見極めていきます。ここでは書き尽くせない、細かなノウハウがあるのですが、実際には職人芸とも云える解析方法です。
もちろん詳細なデータが出せるかどうかは、提供される映像の画質によりますが、一般的な画質の動画データであれば、かなり詳細な数値まで特定することが可能です。