データ復旧

「データ復元」と「データ復旧」の違い

データ復元とは

「データ復元」は、削除や初期化などで失われたファイルを、できるだけ元の状態に近づけて戻すことが目的です。

例えば、うっかり消してしまったドキュメントを、削除前と同じ場所・同じ状態で復活させるイメージです。英語では「Data Restoration(データリストレーション)」と呼ばれています。

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データ復旧とは

「データ復旧」は、壊れてしまった機器やトラブルの起きた記憶装置から、必要なデータを取り出して再び使える状態にすることを指します。

水濡れで起動しなくなったパソコンや認識されなくなったUSBメモリから、写真を救出して別のデバイスに保存するようなケースです。たとえ元通りの場所でなくても、使える(閲覧・編集できる)ので良い、という考え方です。

英語では「Data Recovery(データリカバリー)」と呼ばれています。

東海DCでは「データ復元」・「データ復旧」のどちらのサービスも提供しています。

データ復旧

データ復旧は、Windowsパソコン(ノート・デスクトップ)が対象となります。別称で「データサルベージ」とも言われるサービスです。

※Macパソコンや、iPad・iPhone(Apple社の製品)については対応しておりません。なお、スマートフォンにつきましては、Android搭載機器については一部対応しておりますので、事前に対応可能か弁護士(代理人)を通してお問い合わせください。

親族が突然亡くなってしまったり、管理者が事故で意識が回復しない場合など、パスワードがわからず、パソコンにログインできないという問題が発生することがあります。

そういったお困りごとに対応するのが、東海DCの「データ復旧」サービスとなります。これまでそういったご相談に対しては、個別の対応させていただいておりましたが、「データ復旧」のノウハウの確立、エンジニアの加入によって、このたび正式にサービスとしてご案内できるようになりました。

パソコンには重要なデータが保管されていることはいわずもがなです。遺産相続(放棄するか否か)に関係する情報や、重要な証拠となる画像や書面、メール内容などのデータを保全したい場合など、パソコンにログインできなければ何もできません。

またパソコン内には、残された親族にとって故人との大切な思い出となるような写真や映像、文章が残されている場合も少なくありません。このようなデータも救出することができます。作業前後のデータバックアップを含め、専門知識をもった技術者が丁寧に対応し、作業報告書まで作成いたします。

なお、パソコンは個人情報等のセンシティブな内容が詰まった情報機器です。このサービスがコンプライアンスに反する用い方をされることがないよう、まず一般個人の方からのご依頼は一切お断りしております。代理人となっている弁護士向けのサービスになりますので、その点をご理解いただきますようお願いいたします。

費用につきましては、機器の数や作業内容(難易度・工数)によって決まるため、都度、お見積もりをさせていただいております。