今朝の産経新聞の記事で知りましたが、スマホ操作しながらの運転に対して罰則を強化する道交法改正案が提出されるようです。

飲酒運転も厳罰化されて一定の抑止力は働いたと思いますし、スマホ操作についてもある程度の抑止効果が見込まれるとは思います。

私も車で移動しているとき、特に朝の通勤ラッシュの時などは、渋滞中の車内でスマホを見ている方を多く見かけます。しかし、スマホの画面注視は、携帯電話を持って会話しながら運転する行為より、はるかに危険です。

実際のところ、事故状況のヒアリングをしていると「相手運転手がスマホを見ていたと思う」という話はよく出てきます。

判例タイムズ№38の過失割合においては、スマホや携帯電話の操作中の事故であることが認められると、著しい過失の修正が入ります。

但し、本人が認めない限り、これを証明するのは極めて難しいです。

ですから、相手ドライバーが事故直前にスマホ画面を見ていたのをハッキリ確認している場合や、あるいは疑わしい場合には、相手に問いただして言質をとっておくべきかもしれません。

警察の前だと逆に言わなくなる恐れがありますから、できればその前には確認しておきましょう。

※もちろん事故直後にお互いが会話できる状態であればの話です。まずは救護優先で!