東海ドキュメンテーションでは、正確で見やすい図面を作成しています。
事故形態だけを伝えるのに、それほど手の込んだ図面の必要性はないと思われるかもしれません。
しかし、ざっくりした図面に簡易的な形状の車をおいて、矢印で動きを表しただけの図面では当然、車両動静の細かな点は伝わりません。
それどころか場合によっては見る側の誤解を招く危険もあります。私はそれを作為的に用いたようにすら思える図面も何度か目にしてきました。
正確な形状の図面を作成し、そこに縮尺を合わせた実際の車両平面図を用意します。そして、最終停止位置や衝突地点から、車両の自然な動きをイメージしながら遡って配置していくと、「あぁ、そうゆうことか!」と膝を打つことも少なくありません。
初見で「なにかおかしいなぁ~・・」と思われる事故に出くわしたら、まず最初の時点で正確な図面を作成することをご提案いたします。作成に費用はかかりますが、逡巡に費やす時間をもっと有効な時間に転換させることができるはずです。