交通事故に遭ったら、ドライブレコーダーのSDカードをすぐに抜いてください!

ドラレコの映像は警察・保険会社や弁護士に事実を伝える貴重な証拠となります。「でも、何をすればいいの?」と思う方もいるでしょう。

この記事では、事故後にドライブレコーダーのデータを保存する3つのステップを紹介します。今はとても混乱しているかもしれませんが、大切な映像を守るために注意点も合わせてご確認ください。

事故に遭ったら!ドラレコ映像を保存する3ステップ

ドライブレコーダーの映像は事故状況を判断する重要な証拠です。しかし、ドラレコは早ければ数時間で上書き保存されてしまう仕組みです。「確認しようとしたらデータが見つからない!」と後悔しないよう、今すぐ映像を保護してください。

ここからは、ドラレコの映像を保存するためのステップを分かりやすく紹介します。

ステップ1.車のエンジンを切る

車のエンジンを止め、ドライブレコーダーから電源コード(ケーブル)を抜きます。

一般的なドラレコには「電源ボタン」が存在しません。電源を落としたいならエンジンをOFFにするしかないのです。電源が入ったままの状態でカードを抜くとデータが失われるリスクがあるため注意してください。

ステップ2.SDカードを抜く

ドライブレコーダー本体からmicroSDカード・SDカードを慎重に取り出してください。機種にもよりますが、抜き方は以下の通りです。

  1. SDカードを押し込む(カチッと音がするまで)
  2. 手を離す
  3. 自動的にSDカードが飛び出す
  4. 指でつまんで引き抜く

この時、SDカードの金属部分(接続端子)は触らないように注意しましょう。接続端子に触ってしまうと、静電気が原因でデータ破損やエラーが起きてしまうためです。

ステップ3.映像をバックアップする

ドライブレコーダーの映像を保存(バックアップ)しましょう。

方法はいくつかありますが、パソコンを利用する方法が一般的です。ほとんどのパソコンにはSDカード用のスロット(差し込み口)が搭載されています。SDカードを挿入すると読み取りが始まりますので、フォルダ内の事故映像をPCやクラウドストレージにコピーしましょう。

また、ドラレコの機種によっては専用ビューワソフトが用意されています。G(加速度)センサーやGPS情報も合わせて保存できる場合もあります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

ドラレコ事故映像を保存する際の注意点

ドライブレコーダーの映像を保存する際、注意しておきたい点があります。大切な映像を確実に残すために最後までお読みください。

できるだけ早くSDカードを抜く

ドライブレコーダーの記録期間は機種や容量・設定によりますが、数時間から数日と思った以上に短いです。

例えば、8GBのmicroSDカードなら約1時間半です。16GBなら約1〜3日、32GBでも約3〜4日です。容量がいっぱいになれば古い映像を消去し、新しいデータが書き込まれてしまいます。

通常、ドラレコは事故で衝撃を検知した場合「イベント記録」というフォルダが作られ、上書き禁止になります。しかし、万が一もありますから、速やかにSDカードを取り出しておきましょう。

SDカードは丁寧に扱う

microSDカード・SDカードの扱い方には十分注意してください。SDカードは薄く小さいので、圧力や衝撃にあまり強くありません。

  • 金属部分(接続端子)に触ってしまった
  • 着脱時に強い力をかけてしまった
  • 湿気の多いところで保管していた
  • 直射日光が当たる場所に保管していた

このような扱い方ではファイル破損・データ損失につながります。SDカードは精密機器ですから、なるべく気を付けるようにしましょう。取り出した後は専用ケースに入れて保管してください。

警察へ提出する前にコピーを取る

警察にドライブレコーダーを提出する義務はありませんが、渡しておくとより正確な実況見分調書が作成してもらえます。事故時の信号や速度・急停車、車内からの視界などを証明できるためです。その結果、正しい過失割合が算定され、加害者に対して適切な刑事罰が科されます。

ただし、警察にmicroSDカード・SDカードを提出すると、あとから「コピーが欲しい」「返却して欲しい」と頼んでも原則不可です。これでは、自分自身の記憶を確認したい場合や、保険会社や弁護士に共有したい場合に困ってしまいますよね。警察へSDカードを提出する前に映像のコピーを取り、手元に残すようにしましょう。

まとめ

今回は、交通事故に遭遇した際にドライブレコーダーの映像を保存するためのステップを紹介しました。貴重なデータが失われないよう、すぐにmicroSDカード・SDカードを引き抜いてください。

東海DCでは、ドライブレコーダーの映像に基づく証拠資料の作成・鑑定サービスを提供しております。映像を解析し、数値化し、主張に沿った内容で書面化することで、はじめて証拠としての価値が生まれます。映像を見ただけでは分からないことも、専門技術をもって解析することで明らかになることは多々あります。

事故解決のために、ぜひ当サービスの利用を検討してください。