【無料】データ復元ソフト【おすすめ5選】注意点も解説

大切な写真や仕事の書類、ドライブレコーダーの映像。

保存していたデータが突然見つからなくなったとき、「なんとか復元できないかな…」とネットで調べ、データ復元ソフトにたどり着いた方も多いはずです。

しかも無料で使えるなら、試してみたくなるのは当然ですよね。

そこで今回は、数ある無料ソフトの中から、人気の高いものを厳選してご紹介します。

ただし、状況によってはかえって逆効果になるケースも。失ったデータを安全に取り戻すためのポイントもあわせて、分かりやすく解説していきます。

【無料】データ復元ソフト【5選】

「無料でもここまでできるの!?」と思わず驚くようなデータ復元ソフトが、たくさん存在します。

とはいえ、数が多すぎて「どれを選べばいいのか分からない…」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここでは、初心者にも扱いやすく、口コミ評価も高い無料ソフトをご紹介します。

4DDiG Windowsデータ復元(無料版)

「迷ったらまずはこれを試してみて!」というほど人気なのが、Tenorshareの「4DDiG」です。

写真・動画・音楽・ドキュメント・メールなど2,000種類以上のファイル形式に対応しているうえに、無料版でも最大2GBまで復元できます。

名前に「Windows」とありますが、macOSにも対応していて幅広く使えます。

参照:【公式】簡単且つ最強なデータ復元ソフト–Tenorshare 4DDiG Windows版

Data Recovery Wizard Free

EaseUSの「Data Recovery Wizard Free」は1,000種類以上のファイルに対応し、99.7%の復旧率をうたう高性能ソフト

ただし、無料版では復元できる容量が500MBまでと少なめ。

X(旧Twitter)やFacebookでシェアすれば2GBまで拡張できますが、「SNSでシェアするのはちょっと…」という方には向かないかもしれません。

参照:EaseUS®Data Recovery Wizard Free – データ復旧フリーソフト – Windows向け

Recoverit 無料版

Wondershareの「Recoverit」は1,000種類以上のファイル形式に対応しており、特に動画や写真の復元に強いと評判のソフトです。

大切な思い出や仕事用の映像データなどの復元を考えている方にぴったりでしょう。

ただし、無料版では最大500MBまでしか復元できません。大容量のファイルを復元したい場合は有料版を検討しましょう。

参照:無料版データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)

Recuva

「パソコン操作がちょっと不安…」という方におすすめなのが「Recuva」。対話(ウィザード)形式で手順を案内してくれるため、迷うことがありません。

復元できるファイル形式は約400種類と少なめですが、写真や文書など、よくあるデータであれば問題なく対応できます。

ただし、Windows専用ソフトなのでMacユーザーは使えません。

参照:Recuva をダウンロード | 削除したファイルを無料で復元しましょう!

SoftPerfect File Recovery

「SoftPerfect File Recovery」は、消えたファイルを探して復元することに特化したソフトです。

余計な機能は一切なく、インターフェースもごちゃごちゃしておらず、誰でも直感的に使えるのがポイント。

たとえば「ごみ箱を空にしちゃった…」という程度の軽いトラブルなら、これ一つで十分対応できます。

参照:SoftPerfect File Recovery : rescue and restore accidentally deleted data

無料データ復元ソフトのデメリット

無料ソフトは便利ですが、使い方を誤ると、かえって状態を悪化させてしまうこともあるのが事実。

ここでは、データ復元ソフトを使う前に知っておきたい注意点を紹介します。

物理障害には対応していない

たとえば、「フォーマットしてください」といったエラーメッセージが表示される場合、ハードディスクやSDカードなどが物理的に壊れているサイン(=物理障害)です。

このようなケースでは、無料のデータ復元ソフトを使っても効果はほとんど期待できません。

むしろ、壊れかけた部品を無理に動かしてしまい、データを読み取れなくなったり、保存されていた情報を上書きしてしまう危険性すらあります。

容量制限に引っかかる

無料のデータ復元ソフトには制限があります。ソフトによって異なりますが、たったの100MBしか復元できないケースも。

「無料で全部戻せると思ってたのに!」と、あとになって気づく人も多いポイントです。

写真や動画など容量の大きなファイルを複数復元したい場合は、有料版へのアップグレード(1万円以上)が必要になるケースがほとんどです。

無理なアクセスによってファイル破損

一部の復元ソフトは、消えたデータに強引にアクセスしたり、救出したファイルを無理に開こうとする機能を持っていることがあります。結果的に、ファイルそのものを壊してしまうことも…。

実際に「本当は復元できる状態だったのに、無料ソフトで壊れてしまって開けなくなった」という声も少なくありません。

まとめ

今回ご紹介した無料のデータ復元ソフトはどれも評価が高く、状況によってはしっかりとデータを取り戻すことができます。

ただし、使い方を誤ると、データを完全に失ってしまうリスクもあります。

特に、絶対に失いたくないファイルがある場合は、自己判断せず、はじめから専門業者に相談することをおすすめします。

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