通常のドライブレコーダーでは夜間に撮影した映像がぼんやりしてしまい、いざというときに証拠として役に立たないケースも少なくありません。

「事故のためにドラレコを設置しているのに…」そんな不安をお持ちの方にぜひ知っていただきたいのが、「ナイトビジョン」機能です。ナイトビジョン搭載モデルなら、暗い場所でも明るく鮮明な映像を記録できます。

この記事では、ナイトビジョン機能のメリットや人気モデルをご紹介します。

ドラレコ「ナイトビジョン」機能とは

ドライブレコーダーにおける「ナイトビジョン」とは、暗い環境でも昼間のように鮮明な映像を表示・撮影できる技術です。夜の道路や高速道路、雨の日など視界が悪いシチュエーションでも、クリアに映し出します。

万が一事故が発生した時でも、車両や歩行者などの動きをしっかりと記録するため、重要な証拠として役立つのが特徴です。

特に以下の条件に当てはまる方には、ナイトビジョン機能搭載のドライブレコーダーをおすすめします。

  • 夜間の運転が多い方
  • 街灯が少ない田舎道や高速道路を走ることが多い方
  • 現在のドラレコでは夜間の映像が不鮮明だと感じる方
  • 雨や豪雨が多い地域での走行が多い方

ナイトビジョン機能付きドラレコのメリット

ここからは、ナイトビジョン機能の具体的なメリットについてご紹介します。

夜でも鮮明に記録できる

一般的なドライブレコーダーでは、明るい部分が白く飛んでしまう「白とび」や、暗い部分が黒く潰れる「黒つぶれ」が発生しがちです。

ナイトビジョン機能を搭載したドラレコなら、逆光や街灯の少ない夜道、トンネルの出入り口など、明暗の差が激しい状況でも映像がクリアに記録できます。

遠くまでくっきり見える

車のヘッドライトが照らせる範囲は60〜90mです。

一方、ナイトビジョン機能搭載のドラレコはなんと300〜400m先までの視界を確保します。日が落ちてからも、遠くの道路状況を昼間と同じように確認できるのです。

また、一般的な赤外線監視カメラとは異なり、映像がフルカラーで表示するモデルもあります。歩行者や自転車、動物などの小さな動きも見逃しにくくなるでしょう。

トラブル時の重要な証拠になる

夜間でも鮮明に撮影できるドライブレコーダーは、いざというときの強力な証拠となります。

たとえば、相手の車が急に進路変更をしたことで急ブレーキをかけ、結果として事故に至った場合を考えてみてください。ナイトビジョン機能により、その瞬間を記録していれば、自分の過失割合を下げる材料になるでしょう。

大人気!ナイトビジョン機能があるドラレコ

ここからは夜間でもはっきりと撮影できるとして人気のモデルを紹介します。

ベロフ「ナイトビジョン ドライブレコーダー スマートルームミラー」

ナイトビジョンと言えば、ベロフは外せないほど定番です。

ベロフジャパンの「ナイトビジョン ドライブレコーダー スマートルームミラー」はドラレコとルームミラーが一体化した製品です。

フロントカメラはWQHD(2560×1440)、リアカメラもフルHD(1920×1080)と高画質です。夜間でも前後の車両映像を鮮明に記録できるのが強みです。

AKEEYO「AKY-NV-X」

「AKEEYO」のルームミラー型ドラレコ「AKY-NV-X」。ナイトビジョン機能と高感度センサーにより、街灯の少ない道路や悪天候時でもクリアな映像を提供してくれます。「肉眼よりはるかによく見える」「街灯の少ない道路でも遠くまで明るく見える」と高評価。

しかも、400m先まで投影できる望遠レンズを採用しているので、ぶつかる前に相手車がどのような動きをしていたかもハッキリ残せます。

VANTRUE「N5」

VANTRUE「N5」は、4つのカメラを搭載したドライブレコーダーです。前方、車内(前方・後方)、リアの映像を同時に記録できるため、重要な瞬間を見逃しにくいのが特徴です。

特にフロントカメラにはSONYの超感光センサー「IMX675」を搭載しており、高コントラストで撮影した映像も自動補正します。

まとめ

今回は、ドライブレコーダーの「ナイトビジョン」機能についてご紹介しました。夜間や視界が悪い状況でも鮮明な映像を記録でき、万が一の際には貴重な証拠としても役立ちます。

ただし、すべての状況で映像がクリアに記録できるとは限りません。そのため、交通事故などで証拠映像として活用する際には、解析サービスを利用することをおすすめします。

東海DCでは、専門知識を持つスタッフが映像解析を行い、重要な証拠を導き出してきました。事故やトラブルの際には、ぜひお気軽にご相談ください。