先月のことですが、愛知県弁護士会研修センター運営委員会様が企画された、春の基礎研修『自動運転の交通事故案件 応用編:事故原因の立証活動』で、外部講師としてお招きいただきました。

今回お声がけくださったのは、「自動運転・運転支援と交通事故賠償責任」の著者でもある、友近直寛弁護士です。

当方でお話しさせていただいた内容は、「ドライブレコーダーの映像解析手法 -映像証拠を最大限活用するにはどのような解析が必要か-」と題しまして、ドライブレコーダーに記録された実際の事故の映像をもとに、肝心な部分が一瞬しか映っていない場合や、画質が悪くて状況がよくわからない場合等でも、ドライブレコーダーの動画解析を行うことで事故状況が明らかになる場合があることについて、解析手法とともに解説いたしました。

また、EDR(イベント・データ・レコーダー※飛行機でいうところのブラックボックスのようなもの)の読み出しツール(CDR)世界No.1ボッシュ株式会社より、里廉太郎 氏も外部講師としてお話しされました。その中でも特に、自動運転車用EDR(ADASEDR)についての内容はとても興味深い内容でした。

これから変わり行くモータリゼーションの中で、弊社がどのように関わり、新しい役割の一旦を担っていくことができるか、考えさせられる良い機会ともなりました。

愛知県弁護士会員の方であればバックナンバー?のような形で研修ビデオの視聴できるようです。興味ある方は是非ご覧ください。